「ナースの観察」知らずに損していませんか?看護覚え書に学ぶ 「観察」

 

仕事で普段している「観察」ってよく考えると対象の異常の早期発見と学んできましたし、現在も日々奮闘しながら看護を行っていると思います。

 

「ナースの観察」知らずに損していませんか 看護覚え書に学ぶ 観察は何の為にするか

実際に時間毎に病室を訪室し、バイタルサイン測定・対象に合わせた個別性の観察・看護を行います。

 

<正しい>観察がきわめて重要であることを強調するにあたっては、何のために観察をするのかという視点を見失うようなことは、絶対にあってはならない。観察は、雑多な情報や珍しい事実を寄せ集めるためにするものではない。

生命を守り健康と安楽とを増進させるためにこそ、観察をするのである。

看護覚え書13 病人の観察

 

精神科においては、やはり大切なことは、その人を知るという事が基本になってきます。

 

その人の理解を深め関係性を構築しておくことは、最も大切です。

 

 

普段の何気ない変化コミュニケーションを通してを観察し、チーム内で情報共有しながら目標に沿って看護を進めていきます。

 

 

また、アメリカの精神科医サリヴァンは、精神医学は「対人関係の学」であり、検討に値するデータは「関与しながらの観察」を通してのみ得られるとした。

 

コミュニケーションは、聞く、見る→考える→問う→聞く→、見る・・・。と言うふうに進行していく。

 

人が相手の仕事は素敵で楽しい

しかしとても素敵な職種が看護師だと、私は思っています。

 

入院当初はツライ思いを傾聴できると関係が変わってくる

入院当初は激しく怒りをあらわにしている対象も時にはおられます。

 

しかし時間が経過すると、その時の事をきちんと覚えていて関係性は修復できたり、素直な一面をみると嫌な気持ちにもなりません。

 

また今まで人に話せなかった事や、今後の不安なども話して下さります。

 

一般的に誰もが悩む問題を多く抱えているためとても共感もしやすく自己成長にもつながります。

 

これから看護師として働く方や、精神科の仕事って何をしてるのか良く分からないと思われる方がいれば。

 

対象の思いを傾聴し共感、その人の心に寄り添う事が最も大切な仕事のポイントとなり、重要な事は観察へと繋がってくるので、知っておいて良いと思います。

 

こちらの記事↓↓↓では体験から学んだことを詳しく説明」しています。

参考記事>>>精神科ナース40代が体験から学んだ職場をかしこく選ぶ方法を公開!