忙しい看護師の仕事が、いつの時代も人気と言われる理由3選!
看護師の仕事が今でも人気な理由3選!
たくさんの職種がある中。
何を仕事に選んだらいいか分からない!
精神科ってどんな仕事をしてるの?
精神科ナース40代が体験から学んだ職場をかしこく選ぶ方法を公開!
いつの時代もナースが人気の理由3選!
・時代の変化に左右されない
・昇給もあり、ボーナスの倍率がよく、手当もあつい。
・いくつになっても健康であれば働ける。
精神科の看護師として働くことを選んだ理由
やはり多種職と比較しても、年収が高く、長期にわたって働けるというところです。
自分のスキルアップのために、さらに助産師の資格を取得したり、看護師を目指し大学に進学する人も多くいる傾向です。
看護師全体の平均年収とは?
男女を含む看護師全体の平均年収は4,808,500円、准看護師全体の平均年収は4,029,200円でした。
平均年収の内訳として、男女を含む看護師全体の平均給与額は336,550円、年間賞与額は827,850円。
また、准看護師全体の平均給与額は281,200円、年間賞与額は646,000円という結果でした。
(※厚生労働省 平成28年賃金構造基本統計調査のデータより弊社独自に算出したデータ)
<他職種と比べて看護師の平均年収は高い!>
さまざまな職種の平均年収と比較しても看護師の平均年収は高い傾向にあります。
また、その他の職種ではプログラマーの平均年収が約414万円、デザイナーの平均年収は約400万円、幼稚園教諭の平均年収は約339万円と、いずれの職種においても看護師の平均年収よりも低めという結果でした。
(※厚生労働省 平成28年賃金構造基本統計調査のデータより弊社独自に算出したデータ
引用・参考文献~看護師さんの年収査定サービス
詳しくは: 看護師さんの年収査定サービス 医療worker参照
このように、実際に年収・経験年数や技術によって、変わってくることもみてわかります。
現在は70歳になるナースがいますが、自宅でのんびりと年金暮らしでも十分贅沢ができますが、働く理由は、いつも人とあって話すと若くいれるといった理由です。
65歳を過ぎて年金だけでは心配かと思い、はたらくのではないのです。
子供さんも自立し、地域の組合やイベントには必ず参加しているかたですが、正直家もあり、土地もあり、お金の問題ではありません。
65過ぎると正社員ではなくなります。
働くと損をするのです。
働くと生活にメリハリはつき、体力が落ちないこともあわせてお得。
ながく働く理由の一つです。
ひと昔前は、話題にもなった、キツイ、汚い、安い、は時代が違います。
人材不足がいまだに解決されず、すでに地域によっては外国から人材を雇用している大きな病院もあるのも現実のこと。
働きながら育児もしなければいけません。
そのために、時間をかけずに物事をすすめていくようになります。
ほかの職種にくらべると、収入は安定しており、有給も昔から申請がとおっているのも現実なことですし、育児休暇も充実しているのが特徴です。
また、精神科看護師の特徴としては、子育てと仕事を両立し、働く期間が長い看護師によっては(18歳~高校卒業し、働きながら専門学校に通う期間をいれます。)
18歳から定年65歳を超え健康であれば毎年70近くまでの看護師が働いているのも実際の話しです。
18歳~70歳まで勤務したと計算すれば52年 となります。
人生100年時代
新卒でまず就職先を外科系か、内科系、産婦人科、精神科系か、どこにに就職しようかと考える、第一段階であることは、看護師資格を取得した誰もが悩むところです。
精神科で働き始めて悩んだポイント
はじめは精神科で自分を作り上げてから、内科や外科に就職しようかなと迷うものです。
・いや、はじめは若いうちに、忙しい救急病棟や外科、産婦人科などで、医師の診察や治療の補助、患者さんのケアを中心に勉強がしたい
・親が外科の看護師なので、自分と兄弟も一緒に外科に就職するのが夢だった。
・人の心や心理に関して興味がある。
・精神科の大きな病院に就職して、いろいろな心に関する知識を深ぼりしてみたいと思って精神科に就職した、などの意見もあります。
精神科で働くときのメリット・デメリット
精神科で働くことで悩んでいる方に、私自身が20年近く精神科の看護師として働いた経緯からお伝えできる、精神科の看護師として働くメリットとデメリットについて触れたいと思います。
あくまでも個人的な見解ですので、メリットやデメリットにはなり得ないこともあるかとおもいますのでご了承ください。
気になる精神科で働くメリット
・子育てがしやすい環境に応じてくれる。
・有給が昔からふつうにもらえる。
社会の変化も影響したのだろか
(実際、ニュースで有給を取れない会社があることを知った)
・緊急時は残業代が発生する。(奉仕残業がある会社があった事はテレビのニュースでみるまで知らなかった)
・心の問題という繊細な部分に特化しているため、集団行動やチームワークをより大切にする傾向がある印象。
・子育てもひと段落している看護師が多いため心の余裕があるスタッフと働くことができる。
・子育ての不安を休憩中に雑談し、優しくアドバイスをくれたり、体験談をとおして先輩看護師が、今ある問題を大きな問題か⁇小さな問題か?振り分けてくれる印象。
・熟練看護師と働くことで、長い経験者にしか分からない勘や感性にふれることができる。
・物の見方が柔軟になるのも特徴的。
・視覚化できない細かい部分の心を専門的に言語化できるようになる。
・問題発生時は、全員で一つの問題に向き合う傾向にある印象。
・人の心と向き合うことが専門領域のため、仕事が終わっても、どこに行っても、家庭でも応用し自然と使えるようになっている。
・自然と人を観る目が養われ、対人関係やコミュニケーション能力に長けてくる。
・定年して家で過ごすより、人と過ごすのを好むため働くことが好きな看護師が多い印象。
・収入は超長期にわたり安定する。
精神科で働くデメリット
・働くことに関してはそのかたの受け止め方や人生への質や価値観など様々なことが関係してくると思います。
・就職してはじめは、目に見えない部分をサポートしているので戸惑うと思いますが大丈夫です。
・先輩と同じ言葉を使って、同じ内容を説明しても相手が納得してくれない。
・やる気に満ち溢れているが、成果が思うようにでない。
働くときの人間関係で起こる感情
・相手から不快な言葉を言われる。
(陽性感情)
優しくしたい!
勉強したことをフルに生かして援助したい!
なんとか解決策を出して安心してもらいたい!
印象が良い人だなあ、話をしていて楽しい!
嫌われたくない!
まわりに頼られていい人だと思われたい!
(陰性感情)
なんだかこの人苦手なひとだなあ、一言一言が不快・・・。
嫌味や暴言を言われる一方・・・。
何もしていないのに、相手がケンカごし・・・。
自分が夜勤のときは必ず不穏になっている・・・。
※ 相手が感情を医療スタッフにぶつけてくる行動です。
心の問題を抱えているため、距離が近い受け持ち看護師によく向けられる感情となります。
しかし、受け持ち看護師の努力のかいもなく焦燥感や疲弊感が増すと逆に不快な気持ちが芽生え始めます。
あんなに話を聞いてあげたのに、相手が一向に変わらない!
あんなに自分が大変な思いをして頑張ったのに、相手はもっと求めてくる!
誰がみても良い事と思うことをしたが、逆に不満を言われた!
話す時間に話を聞いてもれえないと相手が衝動行為に発展するようになったので困り果て看護師が疲弊する。
(転移)
相手が受け持ち看護師に感情や思い、考えをぶつけてくる感情
(逆転移)
それと反対に、受け持ち看護師が相手に向ける感情
受け持ち看護師に限らず、医療従事者にはよくおこりがちな問題ですが、就職したばかりの頃では、一人で問題を抱え込んでしまう傾向にあるようです。
対処法はありますので、大丈夫です。
精神科看護師はこのようにマニュアルにはない物を獲得できる。
対人関係・コミュニケーション問題など日常生活で毎日発生している感情を専門的に学んでいく領域です。
仕事をしながら、心の対処法を獲得できる職種ってほかにはあまり見ないとおもいます。
例えば、ストレスがたまると、ストレス対処法の本を買う。
人間関係に悩んだら、人とうまく付き合う方法を書いた本を買う。
このような行動をとると思いますが!
精神科で働くことは面白い
精神科看護師は実践しながら、あとで、本を読み自分の感情を本で探して、気になる言葉あてはめてみるといった行動を起こします。
「あの感情は何故起こったのか?なぜ自分はあのクライアントに過剰に反応するのか、数ある感情の種類から、探し出し、気分の変化や思考の変化、その精神メカニズムを情報共有しながら、日々学んでいるのです。」
とても興味深い内容の仕事だと思いませんか?
日常生活にも応用できる事柄が多いので働きながら自分磨きができるということですから、素敵です。
人の心の変化と触れることが出来るって幸せですね。
[…] 精神科看護師の仕事が、いつの時代も人気と言われる理由 ! […]