看護師になって、選択した精神科

 

はじめに迷うのが、どこの科に進もうかって思うところですよね。

 

看護師の資格を取得し、外科・内科・新しい生命の誕生 産婦人科をなぜ選択しなかったのでしょう。

 

選択をした理由は様々だと思いますが、実際に働いてみて、思ったよりキツイと感じた人は多かったのではないでしょうか?

精神科病棟で働いた私の場合に感じる独特な空間で他者へ抱く感情の正体!

 

外科や内科、はたまた救急病棟ってカッコイイですし、憧れのジャンルですよね。

 

なかなか忙しいのも半端じゃない様子なので、、、。

 

では、精神科って形となって視覚化もできないし、いったいどんな仕事をしているのでしょうか。

 

仕事の内容紹介をみても、よくわからない!と思いながら就職した人もいるかもしれません。

 

精神科の仕事は感情労働

業務の流れはあります。

朝 検温 活動 昼食準備 服薬確認 点呼などなど!

 

シフト制の勤務 当直 日勤 などなど!

 

しかし、独特なのは対象がデータではなく 対象が人の心 と言うところです。

 

視覚化できない感情を相手に試行錯誤しながら、予測をたて個別に対応しているところです。

 

その時に、やはり経験や勘が大きく影響し、対象の生命の安全を守ることに直結していきます。

 

これは、なかなかハードです。

 

人対人 の仕事になります。

 

年齢を重ねていくと、一般的に話題となる生活スタイルは経験すると思いますが、精神科では勘や独特の肌感覚が重要となります。

 

普段と印象が何か違う、いわゆる何かしっくりこない感覚。

 

そういえば、いつもと違った印象だった。

 

先日まで、落ち込んでいたのに、良くなったのか、元気になった。

 

人対人 これはつまり自分が成長していくことに値するのです。

 

このように、自分の感情もハードに労働しますが、そのぶん自分も変化していくようです。

 

自分の感情が変化すると自立することにもつながります。

 

今後はAIなど、自動化システムが進み、雇用の形態も変わり社会のニーズも変化すると考えられますが、やはり、こころを対象とするとなれば、人が良いですよね。

 

心の疲れがこんなに、自分自身に影響があり、ちょっと考え方を変えたらまったく違ってくるといった専門的なことを知ることが出来、一般家庭でも応用ができるということです。

 

参考記事>>看護師の仕事が素敵と思う瞬間 看護師で25年働いて感じる事!