子どもが幼い頃、お店でヘンテコな玩具を選ぶときに不思議と、それはやめてこっちのカッコいい流行りの玩具のほうにしたいと思う瞬間ってないですか?
わたしも経験があるのですが、どうしてそう思ったのでしょう。
このブログでは、子どもが自分で玩具をえらぶ瞬間がとても大切なことにつながる事を紹介したいと思います。
子どもが玩具を選ぶ大切な瞬間を見逃さないようにする理由
お誕生日やクリスマスやイベントに欠かせない、子どもの玩具の話しですが、親が玩具を決めるのに苦労しなくてもお店に行くと、綺麗に今一押しの商品として棚に飾ってありますし、特撮ヒーローものでは、いつの頃か日曜日は朝からイケメンぞろいのヒーローにママが一緒に楽しんだ時期もありましたよね。
ですから、ママ達は今の流行りをよく知っています。
わたしも過去、日曜日の朝、1時間を30分にわけて2種類のヒーロー戦隊があり新しいグッズが発売されると、すぐに購入しに通ったものです。
しかし、ある日、玩具屋さんに行った際に、「なんでもいいから、1個玩具を選んでいいよ。」と言いましたが少し考えて、棚の一番下に売れ残ったヘンテコな玩具を握って、これがいい!と言うのです。
そんな、しかも汚れた玩具を買ってどうするの?
しかも見たこともない玩具です。
そんなホコリが被って箱もよごれた玩具はやめなさいよ、と話しましたが、じっと握ったままで黙り込んだのです。
それよりも、ほらこれは、あのカッコいいいお兄さんが持っていたベルトと同じ、もしかしたら変身して強くなっちゃうかもよ、ねえ、楽しそうでしょう。
そう説明したのを覚えていますが、結局そのときは、祖母が一緒にいて、この子がこれがいい、っていうのを、ママは何でダメと言うの?
そういわれた私は、理由として今でも記憶しているのは、ママ友の子どもがみんな持っている。または、流行りなので持っていないとおかしいという曖昧な理由でした。
それか、一度は考えそうな、誰よりも高い玩具で、限定商品の価値の魅力につい、なんてこともなかったでしょうか?
このブログを見てくださっている、ママはどんな思いでしたか?
どうしてママが希望する玩具にしたいのかな?
それは、自分に質問してみると答えは出てきます。
わたしが祖母に言われたように、自分に問いかけてみてください。
その自分にしか分からない気持ちを認知するだけでよいのです。
わたしの心の声を素直に受け止めてみましょう。
すると、そこから大切なことだったのか?
そうやって気が付くことが出来ます。
人生において大切でなければ、子どもが言う思いを否定する理由はありませんよね。
子どもが自分で何かを決めるって大切なの?
自我の発達
自我境界は、知覚刺激を自分に属するものと、外界に属するものとに識別できるものであり、成長につれて次第に形成されていく。生後間もない乳児の自我は境界がなく、外的な刺激は自我の一部として体験されるが、知覚や運動機能が発達して現実検討が可能になると、次第に自我機能が形成されていき、青年期になって確立する。
自我意識の分類
能動意識:自分の知覚・思考・行為などの精神活動が自分のものであるという意識や、自分がしているという意識。
単一性意識:自分がこの時期に1つであるという意識
同一性意識:時間の流れのなかで自分が同一であるという意識
自他区別意識:自分と外界とを区別する意識
自体意識:自分の身体にもつ表像や空間像
実践 精神科看護テキスト;参考・引用文献
このように、自分が何かを決めるという行動には成長していく過程の中で貴重で必要な行動や思考だということが分かります。
実際にわたしも祖母からいわれて、自分が進めたい玩具が特別な意味はなかったと思いました。
それから、何かを決めるときは小さなことでも自分で決めて行動してみるということを大切にしています。
すべてを決めるには幼い時は、見守りながらという環境が必要になりますが子どもにとっては、何もない真っ白な紙1枚でも遊びに変えるようです。
むかし、何か黙々と作っているので、何を作っているのか尋ねてみると、「塗り絵を持ってないから、作ってる」と言うのです。
言われていたのを忙しいあまり、すっかり忘れてしまったのですが、子どもは起こることもなく自分で館得て作るといった行動にかえて実際に塗り絵を作っていたのです。
自分が書きたいキャラクターをボールペンで上から書いて、仕上げていくのですから、簡単に何枚もでき結局は1冊の塗り絵が完成しました。
そこからは、好きに色を塗っていくので、表紙がないだけで、立派な塗り絵の出来上がりでした。
今は、外で遊ぶ子どもが少なくなってきたとテレビを見ていて知りました。
たとえば、ボールも何もない広い場所に「遊んでいいよ」と言うと何をして遊んだら良いか分からないというので驚きましたが、実際にあるのでしょうね。
また、最近はスマホやタブレット、動画をみるのが一般的となりました。
その環境の中で、紙に書く執圧が弱く字が薄いと聞きましたが、わたしの周りでは習字を幼いころから習っている子どもさんのママに聞いたら、そんなことはないですよ、と話していました。
しかし、あまり鉛筆を使って文字を書く行動は実際に減ってきている気がします。
漢字も雰囲気で記憶し、検索して学習していくので、いざ書いてみると、字を忘れていることが実際にありました。
自分で決める
子どもの頃から、自分で決めて行動するという体験をすることは成長してからも、続くようです。
実際に何かをするときは、まずは行動してから感じた事を自分で整理してみる。
すると、自分はホントは嫌だったとか、自分にはとてもあっていたので楽しかった。など答えを出せるようになります。
子どもの頃に覚えた体験は大人になってからも使えるので大切にしておくといい経験になり、その子がさらに好きなことを探し、自分から自然と成長しようと意欲をだし楽しみながら行動範囲を広げていくことにつながるでしょう。
小さなお子さんの、自分で決めたい!という気持ちはとても大切にしたいですね。
まとめ、自分で決めて小さな失敗と小さな成功体験をすることは、家庭でしかできません。
あまりに偏りすぎてしまっては複雑ですが、自分の気持ちには素直にいれることでしょう。
大人になっても、自分の道を失敗しながらも成功に繋げていくとおもいませんか?
このブログを最後まで読んでくださり感謝します。
あなたと、あなたの、お子さんが幸せな体験ができ、心が豊かになることを願いこのブログを書きました。
こちらの記事↓↓↓では体験から学んだことを詳しく記事にしています。
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