人生の節目や、社会人になるととても新鮮な世界に飛び込んだ気がして、つい頑張りすぎていませんか?
何だか頑張りすぎたのかな、疲れたよ
今日はそんな悩みの解決策を紹介します
人は何かに没頭していると、つい疲れている自分に気がつきにくいものです。たとえば、新しい環境、新築や、就職、周囲の期待を感じると、つい頑張りすぎてしまうものです。
頑張っている時は、楽しい反面、自分の変化には気がつきにくいものだと思いませんか?
努力しすぎた影響が病人に現れる時
看護覚え書 一部抜粋
人間は何かに懸命に努力している最中に
元気を失うようなことはまずない。
あったとしても稀である。
問題になるのは、それが終わった後なのである。
実際のところ、努力しすぎた影響が現れるのは、
ほとんどのばあい、努力している最中ではなく終わった後である。
患者が努力の最中で気持ちが高ぶっているときだけを見て
判断することが多いが、これは最も愚かなことである。
この本は、ずいぶん以前に看護学校の各論実習の時に購入してすでに紛失していた本でした。
懐かしくて購入し、あらためてよむと納得する部分と同時に、むかしからある本が現代の人の心にも重なる部分があることに感動。
いまでもたくさんの人が頑張り、時には疲れる現代社会。
頑張っているときは夢中になっていっるので、疲れ知らずに!しかし、問題はがんばったあとにおこる不調や、気がつかない行動となるようです。
頑張りすぎたあとに、ぐったりなんてこと経験ないですか?
若い頃は、一晩眠ると翌日は、回復しているものです。
しかし長期に働き、時には働くことが義務のように感じはめると仕事まで嫌になってしまうかもしれません。
自分の事をまずは理解していきましょう。
分かりにくい時は周囲に自分ってどんな感じの人柄かを尋ねてみると効果的です。自分の思う自己像と他者がみた感じは違いがある場合があります。
自我同一性 :実践 精神看護テキスト 引用・参考文献
自分がどのような存在なのか
という問いに対する自身の答えであり
自己の単一性、連続性、普遍性、独自性の感覚を
伴った自分による自己の定義である。
また、他者によるその承認を含んでおり、
承認によって形成される自己価値と
肯定的自己像をも包括したものである。
専門書にもこのように記述があり、普段私たちが普通に体験していることです。その基盤となるのは、やはり家族関係です。
よく考えてみると個として生まれ、初めに体験する人間関係となるので、家族関係は大切ということになります。
しかし、本を読んでイメージが出来たとしても、自分では、気がつかない事は多いですよね?
ポイントは、頑張り過ぎてイライラしたときの変化を知る!
行動や言動を自分で注視して観察することです。
- イライラした時は声が大きくなる
- 怒りっぽい
- 普段は言わない嫌味を言う
- モノにあたる
などの行動の変化はないでしょうか?
自分の行動に変化があるときは、疲れていることを自分に知らせるサインだと思うとわかりやすいです。
《クレームシモン》オフィシャルサイト
イライラの解決法はあるの?
解決法はあります。問題は大きな声を出すことでもなく、自分の出来る許容範囲を超えたところが問題です。
参考記事>>>看護覚え書から学ぶ 不必要な物音とは 安心できる環境
減らすことができる事柄はないか?
いま、絶対にしなくては駄目なのか?
急ぐ必要がある事柄はあるのか?
イライラしないためのポイント
この思考を繰り返し行っていくと、 自然に疲れる前に休むことができるようになります。イライラしている自分より、穏やかで笑顔がある人になりたいとおもいませんか?
こちらの記事↓↓↓では体験から学んだことを詳しく書いています。
参考記事>>>『子ども』玩具を選ぶときイライラするのは何故だった?大切な瞬間を見逃さないようにする理由を公開