記憶ってどこまで正確なの そういえば1円玉の絵ってかけますか?
日常の記憶って自分では正しいと思っていませんか?
記憶ってどこまで正確なの?そういえば1円玉の絵ってかけますか
このブログの内容は、子育てをする時に記憶は人生のなかで体験した様々な出来事に関する記憶の総体であり、ここに個人のエピソードが蓄積されていくのではなく、能動的な構造化がなされるといことを学び、これは記憶の量的な発達が質的な発達の基礎と関係するものである。
子供の頃を思い出してみると記憶って曖昧で次第にうすれていきますよね。
たとえばいつも余って困る1円玉 覚えてはいるけど実際に絵にかいてみると書けないですよね。
実践・精神看護テキスト:参考・引用文献
日常記憶
わたしたちが日常生活を送る際に必要になる記憶である。われわれは日常生活のなかで遭遇した出来事や見聞きした事柄をたくさん記憶しているように感じている。
しかもその記憶は正確であるに違いないと思っている。
しかし残念ながらそのような日常生活のなかで作られる記憶は極めて主観的なものであり、決して正確ではない。
アメリカの実験では大半の被験者がコインの模様の特徴の半分もかくことが出来なかったし、15個の選択肢のなかから正しいものを選ぶという課題でも正答できたのは半数程度であったと言われる。
人は生後1~2年に経験したことはほとんど覚えていないと言われています。
これは、情報の取り入れに関係する海馬が完成していない事が理由のようです。
シュミレーションのようなことをするには、連合野が働かなければならないと言われており、この連合野が動きだすのは3~4歳です。
では生後8か月前後に見られる人見知り、「いないいない、ばあ」遊びを楽しむ行動は、親の顔を記憶しているということになります
どうして体を動かして手をのばすの?
幼児生後2年間で、身体をどのように使うかを遊びや意欲を通して学んでいきます。
欲しい物を掴むには、どうやったら手に入り、掴むことが出来るのか、この場に行って物に近づいてみよう、もしかしたら取れるかもしれないと好奇心が旺盛なため、ハイハイを始めます。
次は高い所にあるものに興味が湧き、どうやったら物がとれるのか、歩いて、高い所に手を伸ばしたり、それでも届かない時は、小さな台を持ってきて、その台に上がって物をとったりします。
歩いたりするには、どの筋肉を協調させ働かせるかなどを学習する時期にあります。
この動きが「感覚=運動行為」の部分にあたります。
子育て真っ最中の過程の中は、幼児があると、いつも物が一か所にじっとしていません。
ビンを割ったり、オモチャを壊したり、注意しても壊れると分からないし、ジュースが入っているコップをこぼしたり、もう育児ってほんとに大変ですよね。
しかし幼児の行動には、成長に必要な大切な行為を日々繰り返していることが分かります。
子育てが真っ最中の頃は、ママは片づけが大変になることが予測できますので、ついキツク言ってしましがちでは?
実践精神科看護テキスト:参考・引用文献
記憶を保持する時間は他の精神機能の発達とともに延長する。
ことに言語機能を獲得すると飛躍的に長くなるといわれる。短期記憶の段階での情報処理方式は加齢とともに発達する。
極端に短い記憶の場合は、同じ入力が年齢とは無関係に同じ効果をもたらすが、それ以降の時間経過のなかで、にゅりょく情報が符号化されたり、群化されるなどの処理がなされる。
このように幼児期の期間は、物を破損したり、男の子は特に体を使っての遊びが多いので家庭のなかは大変ですが、小学4年生頃には他の友達と遊んだりすることが中心になってきます。
少しの期間が長く感じるかもしれませんが、ある一定の時期で子どもの行動は次へと変化していきます。
どうか、現在子育てに疲れたと思うときには、幼児の動きにも意味があることを知って欲しいと思いブログに書いてみました。
そして一番言いたいことは、ママはやっぱり凄いのです。
こちらの記事↓↓↓では人間関係に関する内容を書いています。