赤ちゃんを抱っこするのはキツイ 理由が分かると心が軽くなる
お産を終えてからすぐに授乳がはじまります。
その時期から、もうすでに抱っこがはじまるので結構なエネルギーが必要です。
抱っこという行動が大切な理由を、フロイトは基本的信頼関係・対人関係の基盤を形成すると話しており、抱っこが子どもにとっては重要である事を唱えています。
フロイトに学ぶ:口唇期 一部抜粋にて参考
出生から18ヶ月頃まで
母親に抱っこされながら乳を飲む行動を通して、周囲との交流が行われる、依存的で受動的な発達段階である。子供は自分と母親を感覚して区別できず、また、母親も子どもを身体的にも心理的にも自分の一部としてとらえており、母子ともに自己と他者の認識の境界がない。
しかしその後、子どもの内部に生じる排泄や食欲などの生物学的・生理的欲求の知覚とその欲求に呼応する人物の認識・記憶の獲得に
よって、自己と他者が区別されはじめる。
欲求とその充足という呼応関係が基本的信頼関係・対人関係の基盤を形成する。
産婦人科によって違う考えもあるようですが、出産後は母親の疲労を少しでも軽くするために「ママが疲れたら、いつでも赤ちゃん預かりますよ。」と提案して下さる病院もあるようです。
私が出産した時は、きつい時は赤ちゃんを一旦お願いし、熟睡させてもらった経験があります。
自然分娩では7日間入院し、そのあとは子供が成人するまで関わっていく事になりますから、初めからキツイと抱っこもゆっくり出来る気分にはなりません。
ママがゆっくり出来ないとゆっくり抱っこはできない
当然ながら、出産も無事終えると退院し、もとの生活と新しい命を迎えた新しい生活が始まります。
現在は核家族が多いようですが、近くに親がいると家事・育児の負担がまったく変わってきます。
しかし、それぞれの家庭環境がありますので、今ある環境の中で検討すると良いと思います。
なるべくママになったらしなければいけない事を、これは絶対に必要かという事を、「自分の基準」で考え選択するのも1つの方法です。
なんだか真面目な人ほど、夫婦2人共働きにプラス育児をするよな気がします。
実際自分も、寝る時間も減り産休後には家庭と仕事の両方のバランスのとり方が上手くできずに失敗した経験もあります。
そこで、絶対必要でしなければならない事を考え、きつい時には家事はしない、お金が必要ですが外食や、質素な料理。しかし十分美味しいです。
部屋が散らかったらその都度、片付けるのをやめ、障子が破れたら頻回に張り替える事もやめました。
結果は特に何も変わる事はなく生活はできる。
子どもが大きくなれば、頻回に動いていたものも一度おくと動く事がなくなります。
安心して抱っこができる事に繋がる具体例
小さな子どもがいるママ同士共感
子どもが小さいうちは、金曜の夜や土曜・日曜などまるで小さな保育園のような感じになりますが、遊びに行ったと言う行動が子どもにとっては大切なようです。
そこで、同じくらいの子供を持つ母親は、部屋が散ら蹴っていることを許して共感してくれるものです。
なので、オモチャや置物・ボールが散乱しても大きな問題ではないと言うことです。
お互いに共感できると、ママは気持ちの理解者を得る事になるので、身体が疲れても心は健康になると言う関係です。
大変でしょうが、たくさん抱っこをして、その時期の今を楽しみましょう。