子供が小さい頃に親が日常している大事な事!

 

毎日の生活があっと言う間に過ぎてきます。

 

忙しい親が生活の一部として、行動している自然なことは、実は子供の成長に大きく影響しているようです。

 

子供が成長するのはとっても速い気がします。

 

あの時の、子供の行動には、こんな意味があったのかと昔を思い出しながら精神科看護の本に書いてある内容と照らし合わせていきます。

 

1⃣出生~18か月頃まで

自分と他者が区別され始める。基本的信頼関係・対人関係の基盤を形成。

 

 

2⃣18~36か月頃まで

トイレット・トレーニングが重要な発達課題となる時期。

 

排せつを自律的に制御することを通して、欲求充足の延期と満足、主体性、能動的に周囲に働きかける姿勢などが芽生える。

 

几帳面さ、頑固さなどの性格形成に関わっていると言われ、強迫的な人格傾向と関連づけて考えられているようです。

 

 

3⃣3~6歳頃まで

 

無意識に起こってくる同性の親に対する敵意と、異性の親に対する性愛的関心およびそれらの葛藤が現れると言われています。

 

 

フロイトは、これをギリシャ神話にある親子関係になぞらえ、エデイプスコンプレックスと名付けています。

 

 

4⃣6~思春期に入る頃まで

 

社会規範の学習や知的活動にエネルギーが注がれる時期。

 

子供の対人関係は広がり、学校の友人や先生などとの関係が増えていきます。

 

子供の行動範囲が広がると心配する内容も色々あります。

 

子に時期は様々な経験をする中で、自己統制感や自尊感情、公共性や社会性、他者との尊重などを獲得していくと言われています。

 

 

 

 

現在は少子化で緊密な親子関係が遷延していると言われています。

 

エデイプス期が終わらず、一方で体格の向上などにより思春期を早く迎え、潜在期が短くなって発達段階を達成しないまま思春期に移行する子供が増えてきていると指摘されているようです。

 

なんだか自分の家庭内や周囲を見渡すと共感できる部分がありませんか⁇

 

5⃣思春期以降

 

対象の全人格を相互に認め合う全体的対象愛が完成する時期といわれています。

 

持ち越されたエデイプスコンプレックスは思春期に再び現れて親子関係は緊迫する時があります。

 

しかし、子供は社会適応していくためのスキルや知識を獲得し、身体的にも親に勝るようになり、親と子供は衝突を繰り返しながら、最終的には子供が親を乗り越えて自立に向かうことで落ち着きを取り戻すと言われています。

 

 

親も子供が自立できるようにサポートする

 

しかし、一言でいうのは簡単ですが、実際現実的には難しいと思いませんか?

 

 

親からすれば、子供は身体が成長しても常に心配は尽きませんし、子供は一方で、自立すれば、生涯を共にする相手を探し家族を作っていくでしょう。

 

 

 

人生100年時代!

 

 

より充実した生活を送るために、親も趣味や時間を楽しく使うという側面を少し増やしてみてはどうでしょうか(*^^*)

 

すでに趣味があるという方などは素敵ですよね。

 

※フロイトの心の構造 引用文献

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