フロレンス・ナイチンゲールって子どもの頃に聞いた覚えがありませんか?

 

一般的にも自然に使っている心の変化があるって知らないと勿体ないと思いませんか?人の心の動きには理由があり自分もそうなっていると気持ちは楽になります。

 

この記事を読むことで普段の悩みが自分だけではないということが分かります。

 

その内容を現在でもじゅうぶんに納得できる内容を一部抜粋してお伝えできればと思います。

【このブログの運営者】

40代女性精神科ナース現役30年目。

いつも若くて綺麗!っていわれたい。

元気で過ごすため働けるまで働きたい!

現在は子そだても一旦落ち着き趣味さがしの日々でブログに出逢い現在

 

 

『看護覚え書き』ナイチンゲール レビュー

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病院においても家庭においても、責任者は誰も、次の簡単な自問を頭に入れておこう。それは(どうしたら自分のなすべきことを自分でできるか、という自問では≪なく≫、なすべきことがいつも行われているようにするために、自分はどのような対策を講じることができるか、という自問である。

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それから、実際に自分が留守にした結果、何か悪い事態を招いてしまったばあいで、しかも、その留守はまったく当然と認められるばあいには、(自分がこれ以上留守にしないためにはどんな対策を講じればよいか≪ではなく≫━これは不可能であり、かつ望めないことである)自分の留守の間に発生しうる不都合な事態に対して、あらかじめどのような対策を講じておけばよいか、と自問すべきなのである。

 

一般家庭でも同じ共通点

 

家庭でも今は共働きがごく一般的です。そのうえ核家族が増えてきたのですから昼間は家を留守にするなんて珍しいことでもありません。しかい土・日や祭日は子どもが幼い頃では一層不安です。大きくなってきても同じです。きちんと過ごしているか?準備してある食事は食べて言われたことをやっているか?心配は尽きません。

 

頼りになるご近所との付き合い

ご近所さんの名前や安心できる相手を普段から意識しておくとお互いが都合がよい場合があります。何か多く買いすぎて俗に言うおすそ分けや、美味しいものを頂いたので食べてもらいたいなど、関係を維持することは楽しさを増やす機会にもなります。

 

疲れないように距離感は大切

ここで注意しておいたほうが良い事は、ご近所さんの付き合いがお互いに疲れてしまってはだいなしになりますので、程よく距離感は維持していきましょう。

 

距離が近いなと思うサインは人によって違いますが、なんだかモヤモヤするなと言う漠然とした不快感を自分の距離感の不快のサインだと思っても間違いがないでしょう。

 

どうやって環境を安心した場所に変える?

このナイチンゲールの凄さは「責任をもっている」という事は、たんに自分自身が適切な処置を行うだけでなく、他の誰かもそうするように手はずを整える、と唱えているところです。

 

大きな考え方を小さな家庭に当てはめることは無理なことだと昔は読んで思いましたが、読み返していると家庭でも同じ事が言える体験をしました。

 

それは自分だけや家族の間に、何か不都合な事がおこったときの対処の仕方を普段から話して置き何かの不具合にこちらが備えておくという点でした。

 

安心しては働くためには?

何かの想定外のことに対する対応を講じたら安心して生活することが出来るようになります。これは安心を買うということではなく安心を自分で形にするという事に繋がります。

 

近くに両親が住んでいれば理想で、子どもにとっても良い環境と言えるでしょうが全員がそうでもないと思いますので、よかったら各家庭にあった不測の事態に備えた対策を考えておくと良いですね。

 

子どもの成長は思ったより早い

いつまでも子どもだと思っていたら、そんなに変わっていたって経験はないですか?

 

親と過ごすより未来のパートナーと過ごす期間のほうが長いので気がつけば自立していたなんてことになりかねません。

 

その時をじゅうぶんに楽しむ貴重さが分かりますね。

感心を持ったことは自由にさせるメリット

子どもが関心を持ったことを自由にさせることは今から先を生きていく子どもにとっては貴重な体験です。

 

人生100年と言われますが、自分が100歳まで健康で誰の手もかりずに生活するとなると至難の技でしょう。

 

そんなときにでも人生を楽しむ生き方を知っていればどうでしょうか?

 

ナイチンゲールの著書から多くの生き方を学ぶことが出来ます。これを知らないと損しますよね。

 

ナイチンゲールの唱える文言はこうです。

 

「手はずを整える」

 

日常生活にも応用が出来る

ふだんの生活で心配なことは?

 

自分にとっての心配事は他者からみると、些細なこともあるかもしれません。

 

しかし自分にとっては大きなきちんとした心配なのです。

 

不安材料を具体的にできるところまで進んだら、つぎはナイチンゲールの唱えたことを実行してみましょう。

 

まとめ

ナイチンゲールの「看護覚え書き」この本を私は古本屋さんで見つけて懐かしく思い購入しましたが本当に読み返して驚きの連続でした。

実際に現在でもおもうような事柄を内容や時代が少々違っても行動していることには現在でも共通点がありました。じっさいに再度読み返してみてください。家庭で使える事柄がまだたくさん載っています。

 

参考記事>>>読み終わった医学専門書 売りたい!片づけたい!