子育てをしながら自分が疲れてしまった・・・。

 

こんな経験をしていませんか?

 

この記事を読むことで赤ちゃんがどうしてママから離れてくれないか?その理由が分かります。子育ては出産した瞬間から始まります。

 

 

この記事を読むことで赤ちゃんとママの繋がりが大切で必要な理由を理解することが出来ます。

 

 

そしてママが疲弊せずに子どもと向き合う事を知ることが出来ます。

 

 

 

【このブログの運営者】

40代女性精神科ナース現役30年目。

いつも若くて綺麗!っていわれたい。

元気で過ごすため働けるまで働きたい!

現在は子そだても一旦落ち着き趣味さがしの日々でブログに出逢い現在。

 

 

マーガレット・S・マーラー心理学 レビュー

 

日常でも自然と知らないうちに私たちはこの行動に触れています。

 

子育て中のママパパにとっては、どうしてこの子はいつも離れてくれないか?

 

そんな素朴な疑問を解決することが出来ます。

 

マーラーってどんな人?

 

教科書でもよくめにするマーラーは分離・固体化分離を提唱しいまだもって心理学の最先端をいく巨匠です。

 

乳幼児の発達段階を細かく分けて、0歳の時はどんな行動をとるのか、その行動にはどんな意味があるのか?などを詳しく研究した歴史にの残る方ですね。

 

マーラーはハンガリー生まれの小児科医です。小児精神科の研究をはじめ、共生精神病・分離固体化にまとまた「乳児の心理状態」も著書として高い人気があります。

 

どんな時に考えを知っておくと使えるの?

 

産まれたばかりの赤ちゃんは無垢であいらしく、時間を忘れてしまうほどの愛嬌と変化を持っています。

 

しかし核家族や共働きが一般的な現代ではついで、インターネトの普及に伴い子どもとどう接していいのか分からないという方も増えているのもニュースで見る限りは現実です。

 

このマーラーの研究を知ることで子どもの行動の意味を理解することができ、納得しながら楽しく子育てが出来るようになることでしょう。

 

わたしは精神科の病棟で30年勤務してきたからこそ知ったことも多いのです。

 

きっと精神科に勤務していないと知らないまま時が過ぎていったに違いありません。

 

0~4歳までの赤ちゃんの特徴

マーラー(分離固体化論:参考・引用文献)

正常な自閉段階:0~4ヶ月頃まで

 

この時期の最初の数週間は、正常な子どもにおいても周囲の刺激に対しての反応が乏しく、自閉と同じようにみえる。

 

自己-他者、生物-無生物の区別がなく、生命維持のための活動が主であり、その維持についてはすべて他者に依存している状態である。

 

これに対して母親は、子どもの泣くという不快の反応に対するサインを敏感に受け止め、適切な世話-子どもの欲求充足をタイミングよく行っている。

 

この時期の母子関係は一心同体の感覚で強く結びついている。

 

他の者との関係を必要としないようにも見えるため、マーラーはこの状態を「共生」とよんでいる。

 

母親の情緒的応答性が不適切であると子どもの自我機能がうまく発達しない。

 

したがって普段から自然に目にする授乳もその一つです。排せつの世話なども含めて母親にすべてをゆだねている時期となります。しかし話すことができないため泣いてサインを送ることになありますが、母親も把握しており、「そろそろ授乳の時間かな」なんていう事を聞いたことはありませんか?

 

この時期はママが時間おきに授乳をし生活は自分中心から、赤ちゃん中心へと変化していきます。

 

3~4時間毎に授乳しないと、乳は張ってしまい痛みも伴います。搾乳器で絞って冷凍保存するのは働くママにとっては一般的ともなっています。

 

専業主婦も大変です。夜間も定期的に置き、赤ちゃんが泣いて大変なときは不思議とママは熟睡から簡単に目を覚まします。

 

そのまま日常のことをやりくりしていくのでとても大変で体力共に気力もじゅうぶんに必要な事が理解できます。

 

職場によっては授乳ができる時間を確保してよいようになっていますので、働くときは自分が働きやすい負担を少しでも軽減できる職場を探すといいですね。

 

ママはどんな時に子育てで戸惑う?

こういった流れは赤ちゃんが病院から退院してすぐに始まります。

 

母親との共生は自然なことですが子育てが初めてなときや、身近に協力者が少ないとママは自然に疲れからイライラとしてしまうなんてことにもなりかねません。

 

夜間や昼間は問わずに授乳や家事を同時にこなしていくのですから負担はかなり大きなものとなっているでしょう。

 

夜間は22時ごろから赤ちゃんが眠ってくれたら大変助かりますが、それから主婦の仕事がはじまりますので考えたらやはり疲れますよね。

 

しかも赤ちゃんの睡眠のパターンが一定間隔に安定するまでは時間を要します。

 

すでに育児休暇は1年を取るものですが昔は育児休暇はありませんでしたので、職場をよく見定めることはとても大切です。

 

ママを支えるのはパパが一番

出産を無事に終えて両親と共に3人の生活がはじまりますが、パパは普段と同じように働きに行く必要があります。

 

 

生活を支えるためにパパも一層頑張っていかないといけないわけです。

 

ママが専業主婦でいれるならそのほうがお互いにとっても、大切な赤ちゃんにとっても最適な環境です。

 

仕事で疲れて帰ってきたパパには美味しい栄養のある食事をとってもらいたいですよね。

 

作るとなったら時間とお金が必要です。

 

ママがつかれたときは交代しえパパが今度は赤ちゃんと関わりましょう。

 

やはりママとパパが赤ちゃんにとっては一番良い遊び相手ですよね。

 

家族の協力はありがたい

ママが家にいるあいだは生活の軸はママを中心に回っていく言うになあります。

 

しかしママばかりに頼っていても肝心のママに疲れが蓄積してはもとこもありません。

 

実家が近くにあれば一番良い環境になるので、できれば実家のそばで生活するほうがいいですね。

 

祖母に頼るのも距離感は大切

わたしの友人は先日、お孫さんが産まれたのですが「仕事に行っている方が精神的にらくですよ」と言うくらいに赤ちゃんのお世話は大変です。

 

ときおり赤ちゃんと祖母が合うという事は、遠方から夏休みやお正月を利用して実家にかえっている可能性は高いので祖父母も兄弟も嬉しい事ばかりになるでしょうが、生活になっているなら精神的、身体的疲労感は話は少々変わってきます。

程よく距離を保ち快適生活

近くに祖父母がいる場合は、ママの視点からは頼るのはパパと祖父母の3人がいますから距離感を保ちながらママが快適に暮らせるように工夫をしていくことが大切です。

 

また初産のママと経産婦では考えかたも変わってきますが、みんな同じような悩みを抱えているので話しながら発散して解決できることは早めに具体策を検討していくことが望ましいです。

 

些細な不安をそのままに保留せずに解決できることがあれば早めに対策をとりママが安心して快適だと思う事が家庭円満の秘訣ですね。

 

参考記事>>>読み終わった医学専門書 片づけたい!